アデライン、100年目の恋
2015年公開のアメリカ映画。
【個人的評価】
設定★★★★
ストーリー★★★★
ファッション★★★★
ファンタジー★★★★
トータル★★★★(4/5)
監督はリー・トランド・クリーガー
主演はブレイク・ライブリー
感想(ネタバレ注意)
事故により29歳より歳を取ることがなくなったアデライン。
不老だと周囲に知れれば実験動物同様、政府に捕まり自由は無くなると考え、10年ごとに住む場所も名前も変えて生きていくことに。もちろん実の娘とも離れ離れ。そんなお話。
こちらが(見た目)29歳のアデライン。
お綺麗です。
非常にお綺麗ですブレイク・ライブリー。
とっても綺麗なのに100年以上も生きている。
こちらは過去の彼女たち。
どんな服を身に纏っても、どんな髪型にセッティングしても、何でも似合ってしまうライブリー。👏
誰しも若く長く生きたいもの。
だけど、好きな人に嘘をつき、離れ、生きながらに死ぬ人生を送るのなら、誰かとともに歳を取れることはこの上なく幸せなことだと思わされる。
愛犬の死をも見送り自分は生きる。
どれだけ孤独なのだろう。
「自分のために、好きな人と過ごして。自分のために出来ないなら、私のために…。」と、アデラインの娘は言う。
アデラインだけでなく、娘もまた母の孤独と一緒に向き合って来たのだ。
この親子、切なすぎる。
数奇な巡り合わせを経て、かつての恋人と再会することになるのだが…
恋人のお父さんがハリソン・フォード。
お父さん渋カッコよすぎる。
吹き替え版の声は井上和彦さん。
ええ声すぎる。
この恋人のお父さんもまた、かつてアデラインを愛し、そして今も大事に思っている。大事に余っているからこそ、アデラインの幸せを願っているのだ。切ない。
ブレイク・ライブリーも綺麗。
ハリソン・フォードも渋い。
孤独と寂しさと切なさと幸せが詰まったとても丁寧な映画だった。